名阪のどて焼き | 三重県伊賀市七本木

自身が長距離ドライバーのころに死ぬほど食べました。まだまだ若かったこともありますが、関東行き上りで食べて、翌日の関西行き下りで食べて、そのまた翌日に九州行きの積み込み時にまた食べて。週末は家族に持ち帰りを買って帰ってと。今回はご存知な方も多いかも知れませんが、ホウワシュランのポリシーにピッタリなのでご紹介します。
「味のお福」という屋号なのですが、それは最近知ったことでずっと店舗名は不明でした。以前からトラックドライバーの間では「名阪のどて」とか「しらかしのどて」「七本木のどて」とかの愛称で親しまれているお店です。

名阪のどて焼き | 三重県伊賀市七本木
記憶では現在の店主で三代目(お孫さん)ではないかと。自身が通い出したころは初代のお祖父さんが切り盛りされていて、側で二代目になる息子さんがおられたような。どんぶりばちに味噌を盛って発酵させているのが棚に並んでたのが印象的でした。
メニューの数は少なく、あまりいろいろとはありません。が、私の知る限り来店する人のほぼ100パーセントが「どて焼き定食」か「どて焼き」のお持ち帰りになります。「どて焼き定食」とは名物のどて焼きに豚汁とご飯と漬物のセットで、ご飯の量で大・中・小とあります。ちなみに本日の私は中ご飯のセットでいただきましたが、けっこうお腹がいっぱいになりました。そういえば長距離のトラックドライバーだった頃の私はいつも大ご飯のセットにどて焼きの単品をさらに追加してましたねー。そんな量で高頻度で立ち寄ってましたから、健康診断ひっかかりまくりのメタボリック路線まっしぐらでした。当然ですよね。

トラック運転手にとっては、なんせここは名阪国道のサービスエリア(現在はPA)の敷地外とはいえ隣接してますから、トレーラーや10トン車など大きなトラックでも止めやすく、食べた後はそのまま寝れるってのも魅力でした。敷地外なのでメニューにビール等のアルコール類もあって、どて焼きとビールを楽しむ方も結構いたような。
定休日=月曜日

名阪のどて焼き | 三重県伊賀市七本木
以前は伊賀上野サービスエリアとかの名前だったみたいですが、現在は上野PAが正式名称のようです。

名阪のどて焼き | 三重県伊賀市七本木
亀山方面から進入してくるところ。

名阪のどて焼き | 三重県伊賀市七本木
天理方面に出てゆくところ。
店の奥のほうにもトイレはあったようなのですが、いろいろとした理由により写真に写っているトイレがおすすめです。

実は名阪国道沿いにはもう一つおすすめの「どて焼き」がございますが、それはまたのご機会に・・・

名阪国道の名物どて焼の地図