本日は私の日々の日課作業である井戸管(井戸管)づくりです。古くから井戸側(いどがわ)ともよばれる井戸の外枠に当たる部分です。当社ではお客様の状況と要望に合わせて様々な加工を行っておりますが、今回は掘り井戸用の井戸側をつくりましたのでご紹介させていただきたいと思います。
井戸側と言えば古くは石や木、そしてコンクリート製が定番ですが、当社はできるだけ塩ビ製をおすすめしております。理由は耐腐食性に加えて加工のしやすさ、軽さ、お値段です。加工は一人で行いますが、さすがにこのサイズになると作業台への乗せ降ろしは助けがないと出来ません。
地下水の取り組み口は80ヶ所設けています。これくらいの取り組み口があると大きなポンプを使用しても水量不足になることはございません。
このタイプで管の直径は200mmです。浅井戸とは言えできるだけ多くの貯水量が確保できるように井戸設計を行っております。田んぼや畑、ビニールハウスなど多くの水量が必要なら掘り井戸が一番です。