今回のお客様は大阪府で新しくいちご狩り農園を開業される農家さまです。栽培に地下水をご利用されるのはもちろんハウス内における夏場の冷房、冬場の暖房にも井戸水をご使用予定。大阪府における地下水の平均温度は16℃で特別な場所を除いて年間の温度差は1℃以内であることが一般的です。水量豊富な地下水を求めて当社にご相談を下さいました。

井戸水で冷暖房のビニールハウス  大阪府のいちご狩り園さま
こちらの畑地をイチゴ狩農園へと変更予定。井戸掘りとともに小屋の解体撤去、駐車場の作成をご依頼いただきました。

井戸水で冷暖房のビニールハウス 大阪府のいちご狩り園さま
まだ計画段階の数ヶ月前、本当に地下水が存在するのかを確かめるためテスト掘りを行い目視で地下水の存在を確認しました。奥の方で白く光っているのが地下水です。

井戸水で冷暖房のビニールハウス 大阪府のいちご狩り園さま
水量を求めるならばやはり掘り井戸がベストです。重機で深く掘り下げるため階段状に地面を掘り下げてゆきます。

井戸水で冷暖房のビニールハウス 大阪府のいちご狩り園さま
一つ目の水脈に到達しました。これがテスト掘りで確認した地下水となる訳ですが、二つ目、三つ目の水脈を求めてさらに深く掘り下げてゆきます。

井戸水で冷暖房のビニールハウス 大阪府のいちご狩り園さま
深くなると掘り出す土量も多くなるため今回は重機二台で行いました。

井戸水で冷暖房のビニールハウス 大阪府のいちご狩り園さま
目標の深さまで掘り下げたらすかさず井戸管を立てて砕石で埋め戻します。

井戸水で冷暖房のビニールハウス 大阪府のいちご狩り園さま
今回は井戸管を二本立てました。メインとなる太い管と補助で使用するサブ管となります。

井戸水で冷暖房のビニールハウス 大阪府のいちご狩り園さま
小屋の解体撤去も滞り無く進み、あとは日を変えて駐車場づくりとなります。

クラッシャー敷設 駐車場作成

クラッシャー敷設 駐車場作成
観光農園につき来園者様の駐車場が必要となります。クラッシャーを敷いて駐車場をつくります。

クラッシャー敷設 駐車場作成
ある程度雑草を撤去したうえに敷設をしてゆきます。

クラッシャー敷設 駐車場作成
ダンプ18台分のクラッシャーを投入しました。

クラッシャー敷設 駐車場作成
完成です。転圧をかければアスファルトのようにカチカチになります。

井戸水で冷暖房のビニールハウス  大阪府のいちご狩り園さま
地層的に粘土や泥の多い地域なので後日井戸洗いを行いました。2000リットルの水タンクから一気に井戸底へ放水し、砂や泥・粘土を排出させて完成となります。