今回のご依頼者さまは奈良県大和郡山市内の農家さまです。こちらの農園には以前から井戸が存在し、その井戸水で野菜栽培をされていたのですが、猛暑が原因なのか近くの公共工事のせいなのか原因がはっきりしないものの井戸が枯れてきて水量が減り使えなくなってしまっとのこと。実際に確認すると井戸の深さは約5mで40mm程度の塩ビ管が刺さっている井戸でした。新たに井戸を掘ってほしいとのご依頼でしたので、工法を検討しましたが、やはり農園ということで大量の水が必要な点、敷地は広く重機が入れる点を考慮した結果、当社のオリジナル商品である超打込み井戸「剛筒」を施工するのがベストと判断しました。

超打込み井戸 剛筒を施工しました | 奈良県大和郡山市の農園
剛筒の本管を油圧ブレーカー付きの重機で打込みます。斜めになることなくまっすぐ垂直に打ち込むためには水平器を片手に二人ペアで確認を繰り返して打込みます。

超打込み井戸 剛筒を施工しました | 奈良県大和郡山市の農園
今回の計画深さは9メートル。ジョイント部は差し込むだけでもOKですが、より強固な接続のために溶接を行いました。

超打込み井戸 剛筒を施工しました | 奈良県大和郡山市の農園
打込み完了後、地下水の確認とともにエアーコンプレッサーでエアリフトを行い内部の泥や砂礫を排出させます。

超打込み井戸 剛筒を施工しました | 奈良県大和郡山市の農園
短時間の工事ですが大水量の井戸が完成しました。大きなエンジンポンプで汲み上げてもまったく枯れる気配がなく、心置きなく灌水可能です。

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