今回のお客様は京都府で新しく開業されるいちごの栽培農園様です。地下水を必要とされる理由は栽培されるいちごへの潅水とビニールハウス内の冷却のためです。地下水の温度は一年を通して15℃前後ですので植物にとって良好な環境をつくれるまさに理にかなった使い方と言えます。周辺に点在する井戸の深さをお聞きしたところ概ね10メートル前後との事。打込み井戸としては深い部類に入りますので、当社が製造するラインナップの中でもハードな打込みに耐えうる「打込み矢太郎」をチョイスし、井戸工事を行いました。
スタートから7m過ぎまでずっと粘土質が続く地層でした。途中、硬い粘土層にあたりましたので、電動ハンマーに重りを追加して打込みます。