今回のお客様は外構工事・エクステリア工事・造園工事を手がけられている企業様です。北葛城郡広陵町にある資材置き場には水道設備がないため地下水の利用をご検討。業種的に時には多くの水量が必要となる関係上、水量的に有利な114.3mmと大口径の「剛筒」を打込みしました。位置的にも奈良盆地の中心部にあたる地域で水脈は豊富な土地柄で浅い水脈はマイナス2mから存在しました。最終的に10mを打込みし水量豊富な井戸が完成しました。
可能な限り擁壁に近づけて打ってほしいとのご要望につき、擁壁ベースの位置を確かめるため下堀りをしてからのスタート。
まず一本目を打込み開始。もとは田んぼだったので上層部は柔らかく重機の重さだけでスルスル入ってゆきます。
次の管を繋いでアーク溶接で固定します。
溶接完了。
溶接と打込みを繰り返し10メートルを打込みました。
水圧で管の中に入った泥・土・砂・小石を排出します。
排出された土砂。粘土の塊が目立ちます。
今度は空気のチカラで井戸内を洗います。この作業は1時間以上、出てくる水が無色透明になるまで続けます。
完成です。この後に電動ポンプの設置となる予定です。
〈1分施工動画〉