橿原神宮
初代天皇の神武天皇を祀るため、神武天皇の宮があったこの地に、明治天皇により1890年(明治23年)4月2日に官幣大社として創建されました。初詣の参拝者はもとより紀元祭が行われる2月11日(建国記念の日)や、神武天皇祭および奉祝行事「春の神武祭」が行われる4月3日にも多くの参拝者が訪れます。
春日大社
全国に約1000社ある春日神社の総本社である春日大社は藤原氏の氏神を祀るために768年に創設されました。主祭神は春日神と呼ばれ、四柱からなる藤原氏の氏神です。。ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されています。
大神神社(おおみわじんじゃ)
桜井市にあり、主祭神は大物主大神。
日本で最も古いの神社明神の最初三輪明神を大正時代に継承して文部省に登録された神社です。旧来は三輪皇太神宮と呼ばれ、物部氏の斎宮である石上神宮より古いことから神宮の始まりの神社であると云えられています。
三輪山そのものを御神体としていて本殿をもたず、拝殿から三輪山自体を御神体として仰ぎ見る古神道の形態を残しています。別称として「三輪明神」や「三輪神社」とも呼ばれています。
談山神社(たんざんじんじゃ)
奈良県桜井市の多武峰にあり、主祭神は中臣鎌足公。談山の名前の由来は、中臣鎌足と中大兄皇子が、大化元年(西暦645年)に大化の改新の談合をこの多武峰にて行い、後に「談い山(かたらいやま)」「談所ヶ森」と呼んだことによるとされています。
柳澤神社
奈良県大和郡山市、祭神は柳澤吉保公(忠臣蔵で有名な徳川の五代将軍綱吉の側用人です)大和郡山城の本丸後に位置し、明治13年に藩士たちによって建立されました。神社周辺に植えられた数百株の桜も美しく、毎年3月には大和郡山市の行事として「お城まつり」が開催されています。
石舞台古墳
奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳。被葬者は蘇我馬子であったとする説が有力です。「日本書紀」の推古天皇34年5月の条に「大臣薨せぬ。仍りて桃原墓に葬る」とあり、大臣とは蘇我馬子を指している。封土が剥がされ、墓が暴かれたのは蘇我氏に対する懲罰ではなかったかと推測されています。
唐古・鍵遺跡(からこ・かぎいせき)
奈良県磯城郡田原本町に立地する弥生時代の環濠集落遺跡。全国からヒスイや土器などが集まっている事、銅鐸の主要な製造地であったと見られる事などから弥生時代において日本列島内でも重要な勢力の拠点があった集落ではないかと推測されている。