こちらは約五年前にご新築された大和郡山市のお宅。家の新築と同時にお庭・外構も工事されたのですが、たった五年でメインのアプローチがボロボロになっています。オーソドックスな玉砂利の洗い出し仕上げ（工法）のアプローチなのですが、いまや人が歩くたびに玉砂利が剥がれ落ちてゆきます。
洗い出し仕上げ・洗い出し工法とは？
日本の伝統的な工法のひとつで、表面のセメントが乾かないうちに水洗いして、小石や砂利を浮き立たせる方法で、アプローチや犬走り、遊歩道など人が歩く通路に多く使用されています。また、使用する石のデザインやカラーで和風にも洋風にも演出可能な方法です。
お客様宅の現状
現地調査したところ、こうなってしまった原因と考えられる事がいくつか見つかりました。本来ならば1.5cmは無ければならない洗い出し部分の厚みが7mmしか無かったり、鉄筋は入っているが地面にべったりついていて意味をなしていないなど・・。なかでもセメントが乾ききらないうちに大量の水で洗いすぎたことによるものが大きいと考えられます。早い話が職人さんが未熟、知識不足、経験不足という事ですね。実際に作業したのは経験の浅い未熟な職人さんなのでしょうが、その親方はちゃんと確認したのでしょうか？おそらくその未熟な職人さんに任せっきりだったと思います。まるで引き渡しの時点でさえ良ければOKみたいな、いい加減な仕事ぶりが目立ちます。
まず朽ちたアプローチを撤去
重機でめくりあげて、ダンプ車に積み込みます。
整地作業
どんな工事も土台が大切。整地と土台つくりを入念に行ってゆきます。
今度のアプローチはカラーコンクリートを使用した仕様となります。工事の進捗に応じて更新してまいります。
外構工事でたいせつなこと。
表面から見えない部分ほど大切で、そこを念入りに行わないといけません。手抜き、ごまかしがやり易いのが外構工事。だから業者の選択が何より大切。
下請けに頼むなどはもってのほか。
ホウワは設計・営業・工事が同一人物。だから安心。一生懸命さが違います！
生コンの打設
予め作成しておいた型枠に「生コン」を流し込んで、コテで押さえてゆきます。今回は2㎥（＝4.7トン）のコンクリートを使用しました。
程よく硬化した部分から色粉を練り込んで色付けしてゆきます。（カラーコンクリート）季節柄コンクリートの硬化に時間がかかり、夜中までなってしまいお客様にはご迷惑をおかけしましたが仕上がりは上々です。施工はもちろんホウワ外構工事のお約束で商談を担当させていただきました冨田卓也が行います。これが下請け任せの他社さんには無い信頼と安心できる当社の外構工事なのです。
アプローチのリガーデンが完成
この度のご依頼ありがとうございました。施工を行いました冨田卓也が申しますに、安心して末永くお使いいただけますとの事です。お客様の「家内安全」「無病息災」を願っております。
