冬場を除き年中草刈りを行っている私ですが、自身が農家ということもあり特に夏場の最盛期には日曜日のたびに600坪以上、延べ一万坪以上の草刈りを行います。(自称 草刈り仙人です)いっぽう巷には金属製、ナイロンコード問わず数え切れないほどの草刈り刃が発売されており、どれを選んで買えば良いか迷われている方も数多くおられることと思います。かくゆう私も草刈り関係の新製品が大好きでして、YouTubeのレビュー動画に騙されたり、ホームセンターで商品パッケージに騙されたり、農機具メーカーの展示会に行って話を聞いて騙されたりしながらありとあらゆる草刈り刃をとっかえひっかえ散財してきました。ただ最近ようやく草刈り刃の本質に気づくことができ本当に大切なことは以下の二点だけであると知りました。それはまずイチに頑丈で壊れない事、ニに草木に対する破壊力のたった二点だけであるという真実。この気付きにより何年間も沼にはまった草刈り刃探しの旅もやっと終わりました。あまり世間では有名ではない商品ばかりかもしれませんが自身の身体と財布により厳選した本当に使える草刈り刃をお教えしたいと思います。

夏場に1万坪以上の草刈りをする私が本当にタフで使える草刈刃をお教えします
まず草刈り機についてはそこそこパワーが有ればなんでも良いと思います。メーカーも機種も特におすすめなどございません。ご自身の体力と懐具合で決められたら良いと思います。私の場合メインで使っている草刈り機は30ccの背負式でやっぱり長時間の作業においては背負式が断然楽です。ハスクバーナ・ゼノア社のBKZ315L。私の草刈りは常にアクセル全開。コントロールなどせずずっとフルパワーで刈り続けます。

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まずはナイロンカッターからです。巷では自動繰り出し式や地面を叩くタイプもありますが複雑な構造は破損とトラブルの元です。頑丈な金属製でコードが簡単に巻けてトラブル無しとなればこれ一択。坂元製作所製のかるかるK型です。これはもう何年も使い倒してますが壊れる気配すらございません。一方これにそっくりな商品で「刈まるくん」というのがありますが、かるかるK型の方がナイロンコードを巻くスペースに厚みがあって巻き付け作業がしやすいです。

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ナイロンカッターに巻きつけるナイロンコードはこれ。禁じ手かもしれませんが中にスチールワイヤーが入っているウルフという名前のこれです。ワイヤー入りに抵抗があるかたは次の丸山製がおすすめです。

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どこのホームセンターにも売っているBIGM製のノコギリ刃。安いけどかなり使えるコードです。おすすめは写真の2.7ミリ。

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最後に金属刃ですがこれは有名な刃となりますね。金属刃なら本当にこれ一択、ジェットフィットで有名なオレゴン社のシュレッダーブレード。硬い草も笹竹も簡単に粉々になるので終わったあとの見た目も綺麗になります。時々サンダーで刃を研いでやると恐ろしいほどの切れ味に変貌し、暑い真夏でもゾクゾクっと鳥肌が立ちます(笑)厚みが4mmもあって壊れる可能性がまったく見つかりません。おそらく一枚あれば一生物です。

以上が私が厳選した本当に使える草刈り刃となりますが、当社(株式会社ホウワ)ならびに私(西川健次)と今回掲載の商品メーカーとはなんら関係ございません。決して企業案件ではございませんので念のため。