山の上ということもあり、道路も狭いところが多く、設置場所までの狭い道をなんとか通過したり、設置前に雪かきをしたりの設置作業となりました。
というわけで、今回の設置の様子に加えて、コンテナの搬入経路やコンテナの積雪に対する耐荷重についても交えて説明したいと思います。
狭い搬入路をクリアしての設置
まず1台目は、高野町立富貴小学校・中学校への設置です。設置希望場所への搬入経路が狭くて少し手こずりました。
車1台が通るのがやっとの坂道を上り、設置場所へ向かいます。
道路上に出ている枝にも気を付けながらゆっくりと進みます。
搬入経路は中型トラックが通れる2.5m以上の道幅も必要ですが、曲がり角がある場合は内輪差を考慮した道幅が必要になります。
さらにコンテナを積んだ状態のトラックの高さは約4mになる為、上空に障害物がないことも必要になります。
今回の搬入経路の道幅は2.5mと問題なかったのですが、曲がり角が狭い上に、地上から3.6mの高さに庇があった為、コンテナを積んだままでは曲がることができませんでした。
曲がり角の道幅が狭いと内輪差で曲がることができません
そこで、下の写真のように一旦コンテナだけを降ろして、トラックだけで曲がることでクリアしました。
その後、もう一度コンテナをトラックに乗せ、設置場所まで運びます。
このように、トラックは乗用車の2~3倍の内輪差があるので、曲がり角では十分な道幅が必要になり注意が必要です。
また、コンテナを積んだトラックの高さは約4mになる為、4m以下に電線・街路樹の枝・看板・庇がないか確認が必要になります。
雪の中の設置とコンテナの積雪耐荷重
2台目は、高野町立高野山中学校の運動場への設置です。
高野山中学校は海抜805mとスカイツリーよりも高い位置にあります。
当然この季節は積雪があります。設置予定場所の運動場も10cmほど積もっていて、このままではコンテナを設置しても水平が出せないのと、トラックがスタックして搬入できないので、
1時間ほどかけて雪かきをしてからの設置となりました。
腕はパンパン、足はビショビショになりましたが無事設置できました。
無加工のコンテナの場合、積雪に対する耐荷重は50cmほどになりますが、コンテナ天井内側に補強加工をすることにより1mほどの積雪に耐えられるようになります。
また、1m以上の積雪になる場合は別に屋根を設ける等の対策が必要となりますので、積雪地域でコンテナ導入をお考えの方はご相談ください。
設置のご相談はホウワコンテナショップまで
コンテナが欲しいけど、設置したい場所に置けるかよくわからないとお困りの方がいらっしゃれば、ホウワコンテナショップまでお問合せくださいませ。
近場であれば直接確認にお伺いいたします。
遠方の場合も、地図や写真を参考にしながらご相談に乗らせていただきます。
よくある質問
サイト内検索
この記事を書いている人
児玉竜之
お客様の考えをコンテナを使って実現しますので、お気軽にお問合せください。