今回のお客様は京都府にお住いのかた。最高の強度と快適な空間をあわせ持つ理想の家を手に入れるため、コンテナを使用する方法をご選択なされました。当社といたしましてもお客様の夢を実現すべく、最高の技術と知恵、蓄積したノウハウを結集して取り組む所存でございます。「ホウワ式最強の家」の建築スタート。
基本コンテナベース
予定ではコンテナを5台使用する予定で、本日1台目の30フィートコンテナが当社に入庫しました。
FOR EMPTY ONLYの文字。40フィートを30フィートに短縮して造っていますので、フォークポケットの使用にかんしてこのように書かれています。めずらしいケースですね。
天井の高い空間を確保するためハイキューブタイプを使用。最大天井高2700mmとなります。
古家の解体工事
お施主様は古家付きの物件をお買い上げになられました。そのためまず最初に古家の取り壊し撤去工事からかかってゆきます。
更地に戻りました。このあと建築確認を受けて、確認済証の交付を受けましたら基礎工事の着工となります。
基礎工事
確認済証の交付を受けましたので基礎工事をスタートします。
配管、掘り方、捨てコン
掘り方の開始。
事前に行った配管工事です。
捨てコンの打設
型枠と配筋
明日は生コンの打設を予定しています。いい天気になりますように・・!
基礎コンクリート打設
梅雨真っ只中で最近ぐづつき気味の空模様でもありましたので、雨が心配でしたが幸運でした。真夏のような空模様で好条件の中よい仕事ができました。
数日後、型枠を外せばコンテナハウス用のベタ基礎完成です。
建物ユニットの製作
当社内の工房では建物ユニットの製作が進んでおります。
コンテナユニットの設置(上棟)
現地まで4トントラックで運搬し、クレーン車を使って一台一台ミリ単位の精度で設置してゆきます。
内装工事
設置後の連結工事が終わるといよいよ棟梁(大工さん)がたの登場です。
鉄工事に関してはほぼ社内の工房にて行っておりますので、ここからは一般的な住宅と同じく木工が作業の中心となります。
建具・サッシ
サッシ類はLIXILさんの電動シャッター付きペアガラスを使用。
断熱施工
断熱材は高性能グラスウールを使用。
内装工事 9月11日の状況
コンテナハウス完成直前の様子 外装
色はマットブラック、庭はアスファルト舗装仕上げです。
コンテナハウス完成直前の様子 内装
内装の壁材にはベルギーBEAL社が開発した左官材であるモールテックス(MORTEX®)を使用しています。塗り厚1ミリ~3ミリでコンクリートの5倍程度の表面強度があり、曲げにも強く下地のたわみや動きが発生してもクラックが入ることがほとんど無い素晴らしい材料です。
お引越し完了しました
お引越しも無事に完了し、いよいよ御住みいただけることとなりました。
お施主様の末永いご多幸、ご健勝を心より願っております。ご近隣の皆様におかれましても数々のご協力ありがとうございました。心より御礼申し上げます。