井戸水を地上へ揚げてくる方法については各種ございますが、代表的なものとしては手押しポンプ、それから水道のように蛇口をひねると水が出る電動ポンプがありますが、それ以外にもスイッチを入れると水が出るモーターポンプや電気の使えないところでも使えるエンジンポンプと様々な方法がありますが、井戸って地中から直接水を汲み出す関係でどうしても砂や小石が混じるもので、それらがポンプトラブルにつながる事例は多々あるものです。ましてや掘って間もない井戸は最初の半年間~1年程度はその頻度が高いのも事実です。そこで当社が井戸を掘らせていただいたお客様に一押しでおすすめの方法がエアーリフト方式によるポンプ方法となります。
エアーリフトとはなにかと申しますと・・・
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水が上がってくる原理
- 揚水管に空気を送り込み、管内の液体と空気の混合物の密度を下げます。
- 密度が低くなった混合物は、周囲の密度が高い液体によって押し上げられ、上部から排出されます。
- この原理を利用して、ポンプを使わずに液体を汲み上げる方式を「エアリフト」と呼びます。
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エアーリフトの特徴
- 構造が単純で、可動部が少ないため、メンテナンスが容易です。
- 摩耗や腐食に強く、耐久性に優れています。
- ポンプを使用しないため、省エネルギー効果が期待できます。
主な用途:
水槽のろ過装置や、排水処理、井戸の揚水などに利用されます。
エアーリフトを行うにあたって必要なものとして①エアーポンプ、②エアーホース、③揚水管(状況により)くらいで費用も、運用コストも安くできます。当社は数多くのエアーリフトを施工しており、おすすめのエアーポンプは安永エアポンプのAP-120FやAP-120Nです。当社の井戸施工をご利用いただいたお客様には部材費のみの格安で施工いたしておりますので是非ご相談下さい。
〈YouTube動画〉
田んぼの井戸でエアーリフト 24時間かけ流し