これがあれば井戸を5本でも10本でも100本でも掘ることが可能です。水圧と重量で掘り進むバズーカが「井戸掘りバズーカ2」へと進化。従来からある怒涛の掘削能力はそのままに、作業性と収納性を向上させました。価格は据え置きの40,480円(税込み、送料別)。製作は当社の社内でつくっており常に作り置きがございますが、時に品切れとなる場合もございますのでお急ぎの場合はお問合せ下さい。
上部
上部のホースニップルに1インチ(25mm)ホースを接続して下さい。
下部(掘削部)
黒色管の先から高圧水を噴射して掘るとともに土や砂を地上へ排出します。経験した方ならよくわかると思いますが、井戸掘りは泥と砂の排出がなによりも肝要です。いかにスムーズに地中の土砂を地上へ排出させるか。その一点につきます。
中央部(ジョイント部)
上部と下部はネジでジョイントされ、完成時の全長は約3メートルで重量は15Kgです。分割時はそれぞれ約1.5メートルとなり収納も少しの隙間があれば立てかけて収納することが出来ます。
バズーカを用いて数多くの井戸を掘ってきた私、西川健次が包み隠さず正直に公開します、まずはこちらの井戸掘り器のデメリットをご理解下さい。
井戸掘りバズーカ2のデメリット
- 1人での作業は困難。バズーカを持つのに1人、噴き上がってきた泥や砂を取り除きながらエンジンポンプをコントロールするのに1人、最後に塩ビ管を差し込むのに1人と最低でも2人。理想を言えば3人の作業員が必要である点。
- バズーカ本体以外にポンプ、ロープ、大量の水と1インチ耐圧ホースが必要である点。
- 砕石や砂利の層は難儀します。地下から水の勢いで地上へ噴出させる点において土や泥、粘土も砂も難なく排出できるが、小石などの砂利類を持ち上げるのは困難である点。
- バズーカ本体に重さがあるため、そこそこ体力が必要である。一般男性なら問題ないが女性や高齢者には厳しいかも知れない。
さらに、バズーカで掘った直後はあたり一面が泥水まみれ、砂まみれでベチャベチャになってしまいます。一時的ですが周辺は汚れます。しかし、以上のデメリットを差し引いても
がこのバズーカ2にはございます。続いてメリットもご理解下さい。井戸掘りバズーカ2のメリット
- 掘削スピードが早い。地層にもよりますが10分以内 する。
- 半永久的に使える。壊れたり消耗したりする部分が無いので 。(錆は出るので適時ペイントをしてあげて下さい)
- 掘った井戸の水量が豊富。他の掘り方と比較して掘削穴の径が大きく水脈を潰すことも無いので総じて水量が多い が作れる。
- 水脈に達しているか否か 。従って的確な深さで掘り止めと井戸管の挿入が出来る。
- ほぼ失敗が無い。破損する箇所が無いので失敗が無い。いったん掘ってみてもし水が出なければ次次と場所を変えて である。
- 井戸一か所つくるのにかかるほぼタダ。井戸ひとつに対して必要なのは吸上げ用の塩ビ管(おすすめはVP50)のみ。お金がかからないので がつくれる。
一度でも井戸掘りの経験がある人なら⑤と⑥の凄さ、有難さは痛いほどよくわかると思います。実際に地面の下ってどうなっているのか掘ってみないとわからない事だらけで、水が出るまであちこち気楽にお金もかけずに穴を開けられるって本当に有難いことです。こんな事、この井戸掘り器以外では到底できることではありません。
〈重要〉作業上の注意点
水を送るポンプを停止した瞬間から土砂の沈下が始まります。従って「井戸掘りバズーカ」が土中に入ったままでのポンプ停止はしない様にして下さい。土砂に埋まって抜けなくなる恐れがございます。
〈あれば作業が簡単に〉作業上の難しいポイントはモグラが解決
バズーカで最も難しいポイントはバズーカを一気に引き上げて塩ビの吸管と入れ替える瞬間作業。緊張するこの瞬間作業も水モグラがあればすべて解決。バズーカ+水モグラで死角なし。
「水モグラ」について詳しく→ 水モグラ
バズーカを使った井戸掘り事例