2月に入り庁舎関連の移転業務が増えて参りました。3月末にかけて、怒涛の移転業務ラッシュとなります。違う建物に移転する案件や、同じ建物内での移動等、内容は様々ですが2ヶ月間で百件を超える案件が発生します。このうち数十件を当社でさせて頂く事になります。今回は同じ建物内の移動という事で、大阪鉄道管理局様の移転業務をさせて頂きました。

大阪鉄道管理局様の移転業務

移転業務
庁舎の移転業務の特徴は、ご覧の様な書架やキャビネット、そしてそれらの中身となる書類や書籍類が多い事です。ここに各職員様の机椅子のセット、大型金庫等有無等、大体どこの庁舎もお荷物内容はよく似ております。

移転元の現状

現状 段ボール
書類や雑貨等が入った段ボールです。行先ごとにラベルを貼って頂きました。数色のラベルを使用して区別する事で、間違いの無い様にしています。
現状 キャビネット
キャビネット等の什器は、連結されている事が多く、運ぶ前にバラす必要があります。また、移転先では当然復元する必要があります。ですので、バラし・復元の専門部隊を什器の量に合わせて用意する事になります。
現状 書架
書架もバラし・復元の対象となります。ご覧の様な簡易な書架もあれば、国立図書館にある様な本格的な移動書架等がある場合もあります。今回は簡易なタイプのみでしたが、本格的な移動書架の場合、床のレールからアンカーまでバラして復元となりますので、かなり大変な作業となります。

搬出・搬入作業

搬出搬入
長い長い廊下をひたすらゴロゴロ運ぶ作業の始まりです(笑)床に台車の車輪の型が付かない様に、養生をしています。
台車
台車でひたすら運ぶ作業は、当然人数で消化していく作業となりますので、全員一丸となってどんどん搬出・搬入していきます。移動先の部屋で什器を配置する二名を残して、他の物は台車ゴロゴロの作業となります。
書架復元
ご覧の様にバラシた書架を移動先に配置しています。ここから復元部隊にタッチして作業してもらいます。バラしと運び、復元がスムーズに行える様に作業行程を考えるのがリーダーの仕事になりますね。少しでも渋滞すると時間を無駄にする事となりますので、作業リーダーは作業の様子を見ながら変更指示等を行い、作業が効率よく出来る様にしています。

作業完了

完了1
キャビネットやロッカーをご指示通りに配置させて頂きました。キャビネットは連結して完了となります。
完了2
机をご指示通りに配置して、段ボールを1箇所にまとめて置いて作業完了となりました。今回は建物内での移動でしたので、トラックに積む事がなかったので効率よくスムーズな作業で無事終われました。