ご覧いただきありがとうございます、ホウワの西川健次です。

前回の続き

生コンを流し込んでから一週間が経過し、型枠を外してゆきます。

巨大な型枠でつくるモノ-完結-
巨大な型枠でつくるモノ-完結-



止めてあるビスを外して、パンパーンと木槌で叩きながら外してゆきます。


で、あらわれたのがこれ。

巨大な型枠でつくるモノ-完結-
巨大な型枠でつくるモノ-完結-



何の変哲もないコンクリートの塊。いわゆるコンクリートブロックの出来上がり。1個の重さは約2トン。

巨大な型枠でつくるモノ-完結-
クレーンで吊りあげるためのフックを埋め込んであります。


何のために使うモノかと言いますと、それは人命救助。の訓練用なんです。

依頼元を申し上げることはできませんが、人様の命を守るお仕事をされている機関からのご依頼で製作しました「マンションの壁再現ブロック」なんですね。大地震でマンション等の鉄筋コンクリート建物に人が閉じ込められた事を想定し、いち早く壁を取り壊して、中の人を救助するという訓練用です。
ですから、一般的なマンションとほぼ同等の厚み、同じ鉄筋でほぼ同じ強度となっております。このような各隊員さん方の日ごろからの訓練があって、私たちも安心して暮らせるというものなんですね。感謝、感謝です。

ホウワハウジング、ホウワコンテナショップの「住まいのホウワグループ」では一般的な規格には無いこのような製品も、どのようなものであれ製作させていただきますので、何なりとご相談下さいませ。